美尻ブームで終わらせない!見た目だけじゃないお尻を鍛えるメリット3選!
皆さんこんにちは。
上新庄の完全予約制パーソナルトレーニングジム【プライベートサロンNon.】の山口です。
温かい日が続きますね。
夏に向けてボディメイクをしたいというお客様のお問い合わせがチラホラ入るようになりました。
カウンセリングをさせてもらうと、やはり薄着の季節ということで、お腹や二の腕を引き締めたいと仰る女性は多いです。
ですがここ数年で、美尻ブームの影響もあり、お尻の筋肉を鍛えたいというお声が多くなりました。
当サロンでも『爆尻会』というお尻だけを鍛えるグループトレーニングを開催していますが、毎月予約でいっぱいになります。
これは芸能人やモデルさんがパーソナルジムで美尻トレーニングをするのをSNSなどにアップし、ブームになっているのが要因でしょうが、そもそもお尻の筋肉というのは、下半身を支える起点になる大切な筋肉であり、しっかり鍛えるべき筋肉なのです。
見た目は勿論ですが、機能としても大切なお尻の筋肉を、ブームだけで終わらせないように、何故鍛えなければいけないのかを、大きく分けて3つご紹介します。
目次
- ○ お尻を鍛えるのはメリットしかない!こんなに良い効果が!
- ・坐骨神経痛や脊柱管狭窄症などの疾患の予防と改善
- ・スポーツ競技のパフォーマンスアップやQOLの向上
- ・見た目だけじゃない脚長効果と脚痩せ効果!
- ・まとめ
お尻を鍛えるのはメリットしかない!こんなに良い効果が!
坐骨神経痛や脊柱管狭窄症などの疾患の予防と改善
まず私が考えるお尻の筋肉を鍛えるメリットひとつめ!
脊柱などが関与する様々な疾患を予防、改善してくれます。
お尻の筋肉である大臀筋や中臀筋の役割のひとつに、『骨盤を安定させる』というのがあります。
全ての疾患がそうではありませんが、お尻の筋肉が低下する事で骨盤が安定しなくなり、背骨のアライメント(姿勢)が崩れて脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどを発症するケースは多く見られます。
また、坐骨神経痛も、梨状筋症候群と呼ばれるように、梨状筋というお尻の筋肉が低下したり、硬くなったりすることで、梨状筋の下にある坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれが出ます。
そういったお尻周りの筋肉を鍛えることで、姿勢が改善され、様々な疾患を予防、改善してくれます。
お医者様に上記のような疾患と診断されている方は、いきなりハードなトレーニングをするのではなく、まずはストレッチや軽い筋トレから始めてみると良いです。
スポーツ競技のパフォーマンスアップやQOLの向上
『プロのアスリートに、お尻の弱い人はいない』と言われるほど、競技をする人にとってはお尻の筋肉は重要です。
股関節はパワーハウスと呼ばれるくらい、最も強い力を発揮できる関節です。
その一番の原動力が大臀筋というお尻の最も大きな筋肉です。
この筋肉が強く鍛えられているからこそ、より高く飛んだり、より早く走ることが出来ます。
股関節が関与しないスポーツはほぼありません。
コンタクトスポーツなら尚更です。
但し、アスリートのパフォーマンスアップには様々な要因が関与してきます。
お尻を鍛えたらいいといって、競技に関係しないような方法でお尻を鍛えても、それだけでは効果はないし、逆効果の恐れもあるので、そこはお間違えなく。
QOL(生活の質)の向上という点でも同じことが言えます。
片足で立つ時にはお尻の横にある中臀筋という筋肉が使われます。
歩く動作というのは片足立ちの連続です。
中臀筋が弱ってくると片足で立つバランスが悪くなり、歩幅が小さくなってきます。
その結果、歩行時に使われる筋肉も少なくなっていき、弱体化していきます。
生涯二足歩行で過ごしたいなら、大きな歩幅で歩くというのを意識して、中臀筋が弱くならないように心掛けましょう!
見た目だけじゃない脚長効果と脚痩せ効果!
美尻というだけあって、丸みを帯びた引き上がったお尻は女性の憧れだと思います。
お尻の下部が垂れ下がっていると、それだけで足が短く見え、逆にお尻が鍛えられ、上を向いているとお尻の位置も上の方についているように見え、脚が長く見えます。
足の長さは変えれなくても、脚を長く見せることは出来ます。
そしてお尻の筋肉が弱くなると、本来立っている時はお尻で支えてくれているのに、脚の筋肉に力が入ってしまい、ドンドン足が太くなってしまいます。
おまけに無意識でふくらはぎにも力が入り、むくみの原因にもなります。
現代人の多くは座っている姿勢が多く、お尻の筋肉が衰えています。
そんな状態で少し歩いたり立ちっぱなしでいると、どうしても足に力が入ってしまいます。
足が太くなるのは、脂肪だけじゃなく、無駄に筋肉がついてしまっているのかもしれません。
お尻を鍛えて、脚に余計な筋肉がつかないようにしてあげましょう。
また、お尻は身体の中でも大きい筋肉です。
鍛えることで基礎代謝もアップするので、痩せ体質を作ることも出来ますね!
まとめ
いかがでしたか?
美尻ブームというだけでお尻を鍛えるのではなく、お尻の筋肉は生涯鍛えておいて損はないという事がわかったのではないでしょうか?
背面の筋肉(背中、お尻、腿裏など)は、自分で見えにくい筋肉で、意識しづらい筋肉だと言われます。
まずはゆっくり片足ずつ、お尻の筋肉がここにいるよ!とわかるように、ご自身で触りながら、確認しながら、お尻に力が入るのを意識して、ストレッチやトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?
生涯鍛え続けるために、無理なく習慣化できるように、週に一回、二回と少しずつ強度をあげて、トレーニングしてみてくださいね。
プライベートサロンNon.
代表 山口翔吾